セラミドを増やす方法とは?セラミド不足の原因と肌の水分量の関係

セラミド

老化でセラミドが足りなくなるのは仕方ないけど、既にセラミドが少ないせいで肌が調子悪いという若い人も結構多いです。 加齢はもちろんだけど、若くてもセラミド不足で肌にトラブルを抱えてしまうのは、なぜでしょう・・?

実は、セラミドが不足してくるにはいろいろな原因があります。不規則な生活で、肌のターンオーバーがうまくいってなく、セラミドがきちんとつくられていなかったり、もともと、生まれつきセラミドが少ないということもあります。

肌や体にとって重要な働きをもつセラミドは、不足すると主にどうなるのでしょうか?


セラミド不足からの肌トラブルは?

  • 肌が荒れやすくなる。
  • キメが整わなくなる。
  • 乾燥が今以上にひどくなる。
  • シワやたるみができやすくなる。

 

セラミド

セラミドが自然になくなっていくのではなく、セラミドを作る働きが弱くなっているから、セラミドが減ってしまうというのが主な仕組みです。

 

セラミドを作る働きを補強するには、セラミドを作ろうとする力を目覚めさせることが大事です。生活習慣が乱れたり、睡眠不足などに陥ると、肌も当然、基礎代謝などの機能が低下して、働きも弱っていきます。

 

そうならないよう早めの対処が大切です。若いのにセラミドが足りなくなってしまうとは、なんとももったいないですよね。思い当たる人は、十分な睡眠、正しい食生活など規則正しい生活をこころがけましょう。



セラミド不足の原因は?増やす方法


セラミドが不足する原因といえば年齢が一番に思い浮かびますが、実はそれだけではないんです。セラミド量が減少する大きな要因の一つに間違った洗顔が挙げられます。ゴシゴシと強くこすったり、1日に必要以上も洗顔するなど、洗い過ぎは皮膚の角質層を傷つけます。

 

皮膚の必要な皮脂やセラミドまで洗い流してしまうので、間違った洗顔は止めるようにしましょう。


刺激の少ない洗顔方法で乾燥から守る


セラミド
良く泡立てた洗顔フォームを使って泡だけで優しく行う洗顔方法が理想です。水に近いぬるま湯ですすぎは十分にし、摩擦はなるべく与えずに泡で洗うようにしましょう。

 

ゴシゴシと摩擦を与えるやり方で洗顔をすると肌の表面を傷つけるし、必要な皮脂やセラミドといった成分まで洗い流してしまうので注意しましょう。

 

通常、セラミドは24時間ほどかけて修復されますが、特に就寝中が一番修復されやすいです。しかし、忙しいからといって、寝る前に洗顔をしないで、メイク落としシートだけでふき取り休んでしまうようなことは、絶対にやめましょう。

 

メイク落としシートはクレンジングの中でも最も肌に負担がかかると言われています。界面活性剤を多く含むので、肌への刺激が強く、どうしても肌を擦ってしまうためシワやしみの原因にもなります。洗顔料で一番肌に優しいのは洗い流せるクリームタイプです。

 

リキッド等の液体ややオイルやジェルなど透明の物も界面活性剤が多く含まれ刺激が強いのであまりおすすめできません。また、ミルク(乳液)タイプは低刺激ですが水分が多い為ファンデーションへの馴染みが良くないので、しっかりと落とせないためこちらもよくありません。


熱いシャワーに注意

洗顔洗顔をするときは必ず水か水に近いぬるま湯を使います。熱い湯は角質層をふやかせ、保湿成分を流出される原因になってしまうので、38~39度程度のぬるま湯のお風呂やシャワーにしましょう。熱い湯は必要な皮脂まで洗い流してしまい、余計に乾燥肌を悪化させてしまいます。


また洗い流すときは必ずぬるま湯を手ですくって顔まで運びましょう。シャワーを直接顔に当ててしまうとそれが刺激となって肌を傷つけてしまいます。シャワーで洗い流すのは楽ですが、肌への負担が大きいので止めましょう。熱い湯が好きでも、大切な肌を守るためにぬるま湯で洗顔するようにしましょう。



アトピーの肌の状態とは?セラミドを増やす


アトピー肌の原因はセラミドが不足しているせいとも考えられています。通常セラミドは体内に元からある成分ですが、加齢やストレスといった原因でだんだんと減少していきます。それをそのままにしておくとアトピー性皮膚炎を引き起こしたり、今あるアトピーを悪化させてしまいます。

 

アトピー性皮膚炎の方の角質層は、角質層の細胞間脂質の主成分であるセラミドが健全な皮膚よりも少ないです。そのため細胞間の間にすき間が生じてしまい、乾燥や外部からの刺激、異物といったものに極端に弱い肌になってしまっています。

 

セラミドは肌の水分を逃がさないように蓄えたり、細胞間のすき間を埋める働きを持っています。セラミドは体内で生成されるのを待つだけよりも、食事や化粧品など外から補ってあげることがとても重要です。


セラミドは水分をはさみ込んで保持する



セラミドセラミドの役割は水分が逃げないようにはさみ込んで保持(蓄え)し、細胞間のすき間を埋めて水分の蒸発を防ぎます。そのため不足するとどんどん肌の水分が蒸発してしまうので乾燥肌になり外的刺激に弱い肌へと変化していきます。

 

セラミドを手っ取り早く補うためには化粧水や美容液、クリームといった化粧品がおすすめです。食事からもセラミドを摂取することができますが、消化・吸収の段階で排出されてしまう分もあるため、より肌に届けるためにもセラミド配合の化粧品を使いましょう。

 

化粧水や美容液、クリームといった保湿剤を選ぶときは人間の皮膚のセラミドと同様の構造をしている「天然セラミド」か「ヒト型セラミド(バイオセラミド)」が配合されているものがおすすめです。

 

天然セラミドやヒト型セラミドが配合されている化粧品は高価なものが多いですが、ヒトの肌への浸透率が高いのが特徴です。植物性セラミドや疑似セラミドといった種類もありますが、天然セラミド・ヒト型セラミドより効果が劣ります。


界面活性剤に注意


セラミドセラミドが配合されている化粧品でも、同時に界面活性剤が多く使用されているものは注意が必要です。セラミドは脂溶性なので水に溶けにくい性質があります。

 

そのため化粧品に配合する(混ぜ合わせる)ために界面活性剤が使われていますが、健康な肌であれば問題がない処方・配合量でもアトピー性皮膚炎の肌には強い刺激になることがあります。心配であれば必ずパッチテストを行うとともに、成分表示を見て界面活性剤が上の方に表示されていないものを選びましょう。

 

化粧品は使用成分表示が義務付けられているのでどのくらい界面活性剤が使われているかは成分表示を見れば分かります。界面活性剤はほとんどの化粧品で使われているので、なるべく少ない使用量の化粧品を選びましょう。



化粧品でセラミドを増やす方法


化粧品でセラミドを増やす場合には、使われているセラミドの種類に目を向けてみましょう。セラミドは1~7までの番号があり、その他にも植物性や動物性といった種類があります。

 

種類によって価格もさまざまで、一番手ごろなセラミドとして疑似セラミド(合成セラミド)がありますが、これは似て非なるものなので選ばない方が良いです。

 

またセラミド1~7までの成分特徴は以下の通りです。

  • セラミド1 水分を保持・蓄える機能をサポート
  • セラミド2 水分保持機能が最も高く、保湿機能をサポート
  • セラミド3 水分保持機能をサポート、しわを軽減させる
  • セラミド4 角質内の脂質バリア機能のサポート
  • セラミド5 セラミド4と同等の機能サポート
  • セラミド6 水分保持、ターンオーバーの促進としわを軽減させる
  • セラミド7 細胞の増殖分化のコントロールする

 

セラミド

セラミドの中でも2が一番肌への影響力が強いので使用されています。セラミドを増やす効果を期待するなら、価格は他のセラミドに比べて高価ですが「天然セラミド」がおすすめです。使い続けることでセラミドの生産量を増やす働きも期待できるといわれています。

 

成分表示にセラミドと名の付く成分が含まれていても、種類によって効果も異なるので自分の肌に必要なセラミドを補うことが大切です。



おいしく食べ物でセラミドを増やす方法


セラミドは化粧品だけでなく食事からも増やせる成分です。いくら化粧品で補ってあげても、食事が偏っていればそれだけ失われるセラミドも増えてしまいます。

 

セラミドはストレスや紫外線、加齢などの原因で日々失われています。そのため化粧品と合わせてセラミドを増やす食品をバランス良く食事に摂り入れることが大切です。必要なセラミド量は1日600μg(マイクログラム)といわれています。

 

セラミドセラミドはお米(米ぬか)、小麦(小麦胚芽)、大豆、こんにゃく芋、牛乳などに含まれています。特におすすめの食品がこんにゃく芋で、こんにゃく芋には米や小麦に比べ7~16倍ものセラミドが含まれているといわれています。

 

お米をたくさん食べるよりもこんにゃくを含んだ料理を食卓に並べた方がより効果的にセラミドが摂取できます。しかしセラミドが含まれているといっても、食べ物を消化し吸収する過程で排出されてしまう分もあります。

 

こういったことを考えると、セラミドを高濃度で配合したサプリメントなども併せて摂取した方が良いでしょう。

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